宿命

2008年5月27日 読書
家庭教師先の方から薦められて読みました。

ミステリー小説はあまり読む気になれなかったのですが、数十ページ読んでるうちに思ったよりも引き込まれました。

読んでる途中から「もしかしてここはこうじゃないのか?」などと推理しながら読んでたんですが、見事に最後まで裏切られました。

なるほど、これがミステリー小説の面白いところなのか。

選り好みはいかんのだなと思いましたが、薦められないと他の作品を読む気はしないのだろうなぁ。

とりあえず東野圭吾の作品をあと2作ほど借りているので、読んでみます。

十二国記

2008年3月24日 読書
ISBN:4062550717 文庫 小野 不由美 講談社 1992/06 ¥557

月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート

ブックオフで105円で買ったこいつを読みふけっていたらこんな時間になっちゃいました。

やっぱいいなぁ、十二国記は。

アニメ版から入ったクチなんですが、見始めたのは途中からだったので舞台設定とかキャラクターとか「?」になって見てました。

なのでこれを見つけたときには小躍りしそうになったほど嬉しかったもんです。

下巻が良いところで終わってるので、次が読みたくてしょうがない。

まだ持ってないんで、起きたら買いに行きますかね。

続きが読みたくなる作品を執る作家ってすげーなぁ。

こんな才能があれば・・・はぁ・・・。

余談ですが、EDの『月迷風影』が密かに好きです。

歌詞は少ないのに6分以上かかる曲ですがね!

間奏が2分近くあるなんて知らずにカラオケで入れてみたらエライ目にあったorz
新垣が暴投する事をARAKAKIと言うらしい。

昨日までのシーズン暴投数22は日本記録を目下更新中のようで。

で、今日もタイムリーARAKAKIが出ました。

おかけで勝ちました。

あとは箇条書きで。

・中年の星38歳山崎が43号HRを打って二冠王ほぼ確実。

・草野が今日も5−3 3打点で月間MVPも狙える可能性アリ。

・5回までの一場は確実に別人が取り憑いていた。6回以降はいつもの一場。

・塩川はさすが守備の人だった。

・鉄平マジ小物wwww

こんなところかな。

ちなみに昨日までの九月度月間MVP候補の打者成績

9/1-9/29 パ野手
ホセ.(楽) .411(73-30) 3本 14打点
和田(西) .405(84-34) 6本 13打点
草野(楽) .395(81-32) 1本 12打点
稲葉(日) .389(90-35) 1本 17打点
川崎(ソ) .382(102-39) 1本 11打点

で、今日
草野 5−3 3打点
ホセ 5−1 1打点
和田 出場なし
稲葉 先発メンバーから外れる
川崎 4−1

これは…もしかしたら…

ほしのこえ

2006年4月14日 読書
ISBN:4840106002 文庫 新海 誠 メディアファクトリー 2002/07 ¥609

究極の遠距離恋愛。

これを読んでまず最初に思い浮かんだ言葉。

もし自分の大事な人が突然どこか遠くに行ってしまったら、それでもずっとその人の事を思うことが出来るだろうか。

そこでは携帯も圏外で、インターネットも繋がってなくて、唯一の通信手段が電話のみ。しかもその電話も月に一度かかって来るか来ないかぐらいの頻度。

たぶん、これだけでもう根を上げるかもしれない。

それでも同じ地球上にいるならば頑張れば会いにいける。でもこの作品は・・・

確かに内容は非現実的ではあるが、恋愛感はむしろ現実世界よりも現実的だろう。

言いたいことも言えないまま、聞きたいことも聞けないまま、普通では行けない場所へ行ってしまった。「会いたい」ただそれだけの想いでこれほどまでに強く生きる。そんな風に自分も生きられたらどれだけいい未来を築ける事だろう。

この作品で唯一の連絡手段がメールであるが、そのメールもすぐには届くことはない、というところに距離の果てしない遠さを感じる事ができる。

挿絵が「ふたつのスピカ」の柳沼行先生というのも自分的には好感を持てた。

小説を読むのがだるい、と思う人はまずコミックス版から読んでみるといい。これはこれでいい。それすらめんどくさい人はDVDを見るといい。

大分昔の作品だが、久々に気持ちよく読み通す事ができた。

ま、最終的に何が言いたいかというと、

素敵な恋がしてぇ・・・w
ISBN:410401303X 単行本 小川 洋子 新潮社 2003/08/28 ¥1,575

異様に奥が深い数学。

中でも好きだったのは確率。

高校時代は「自称確率マスター」としてやっていたものだった。

他の分野はそれほど好きではなかったけど・・・。

高校時代の師は「確率ほど嫌いな分野は無い」とおっしゃっていた。

わお、正反対。

師は複雑な問題になればなるほど生徒と同じように悩み、解決していった。

作中の博士みたいだ。

作中では新たな発見がとても楽しい事だということが書いてあった。

自分がそれに気づいたのはこの本を読んでからだった。

そして、後悔した。

あれを苦痛と捉えてしまった事も、今後悔すべきことの一つなんだと思う。

もう一度、1からやり直してみよう。

そう思いながら読んでました。

Real Hide & Seek

2006年1月9日 読書
ISBN:4344405137 文庫 山田 悠介 幻冬舎 2004/04 ¥560

親に言いたい事言ってきました。

結局どうしたいんだという事で、卒業はすると言っておきました。

ただ、奨学金が止まってる事が判明。

参った・・・。

あ、忘れてた。ただいま。hanpaです。

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暇つぶしに読んでみたこの本。

めっちゃ面白かった。

エンディングは見事の一言です。

はまり過ぎちゃって1時間で読んじまったよwww

っていってる場合じゃないよなぁ・・・はぁorz

ナイフ/重松清

2005年6月7日 読書
ISBN:4101349134 文庫 重松 清 新潮社 2000/06 ¥620

大分昔に読んだ記憶があります。

内容はズバリ『いじめ』。

実際にいじめの現場を見たことある人はこれを読んでどう思うんでしょう?実際にいじめていた人は?いじめられていた人は?

大半は決まって最初にこう言うでしょう。

「いじめはいけない事だ」

そんな事は判ってるんです。大事なのはそのためにはどうするかって事。

人間が本当に追い込まれた時、何をしでかすか判りません。教室で突然暴れだしたり、家からナイフを持ってきて振り回したりするかもしれない。追い詰められた人間の精神は普通じゃない。状況を打開するためなら何だってする。そういうものなんです。

何故そんな事が言えるのか・・・?

追い詰められかけたことが実際あるんですよ。まあ僕の場合いじめではなかったんですが。言うならばちょっと行き過ぎたじゃれ合いって感じですか。

現実問題どこからがいじめになるのか、という境界線があいまいになっている感が否めません。もしかしたら僕のケースもいじめになるのかもしれません。

恐らくはそれをどう意識するかって事なんでしょう。それをいじめだと思えばいじめになるし、いじめじゃないと思えばいじめじゃないのでしょう。

いじめてる側は意識しているんでしょうか?
最近の傾向はイエスですか。憶測ですが。

これが本当にイエスなら・・・考えたくないですね。

ノーならノーで気づいて欲しいと思いますね。あなたのやっている事は間違っているんだという事に。

自分は傷つけられる事も傷つける事もした事があります。もちろん現場をただ見ていただけの時もあります。

その事を思い出すたびに思うのです。

「どうして止めなかった?」

「どうして追い詰められるまで塞ぎ込んでいた?」

「どうしていじめだと気がつかなかった?」

自分から動かなければ打開することはありません。むしろ悪化の一途を辿るのみです。塞ぎ込んじゃダメです!!逃げずに立ち向かう勇気、それこそがいじめを無くす最善策だと思います。

以上最近再び引き篭り気味のhanpaがいじめについて語りましたw