ハニカミでテレ朝にブーイング…ウッズに場違い質問
2007年6月13日 時事ニュースhttp://www.zakzak.co.jp/spo/2007_06/s2007061301.html
男子ゴルフの今季メジャー第2戦「全米オープン」は14日、米ペンシルベニア州オークモントCC(7230ヤード・パー70)で開幕。12日は、世界最強のタイガー・ウッズが公式会見に臨み、15歳の高校生、石川遼(杉並学院高1年)を大絶賛、「並外れた選手になるかもしれない」とまで予告した。
ハニカミ王子の話題は、海を越えた。世界のトッププロが集うメジャー「全米オープン」2日前。公式会見でウッズが、日本の15歳を大絶賛したのだ。
「ものすごいパワーだ。まだ15歳で、プロのトーナメントに勝ったということだけで彼の才能がわかる。並外れた選手になるかもしれない」
前日の11日、日本のテレビ関係者から、5月の日本男子ツアー「マンシングウエア」を制した石川遼のスイング映像を見せられ、初めて存在を知った。決して大きくはない体で、300ヤード級の飛距離を生み出すパワフルスイングに目をパチクリさせている。
天才少年として注目を一身に浴びてきたウッズ。2歳でテレビ番組に出演しパットを披露し、3歳で9ホールを48で回ったという逸話を持つが、アマチュア時代のプロトーナメント初戦は、意外にも17歳だった92年「ニッサンオープン」。第1日72、2日目75とアンダーパーをマークすることができず、予選で姿を消している。日米とツアーの舞台は違っても、15歳という年齢でプロトーナメントを制した事実に驚きを隠せなかった。
ところが、これには舞台裏が。石川の質問はメジャー大会には全くの場違い。世界中から集まった報道陣は、何のことかわからない。それだけに、質問者はあきれ顔で失笑されるとともに、とうとう冷たい視線まで浴びせられていた。
04、06年マスターズ覇者のフィル・ミケルソンにも「石川クンにメッセージを」などと発言。ミケルソンは、大人の態度で、「信じられない。僕がプロの試合に初めて出たのは17歳のときで、予選通過もできなかったのに」と話したが、これまたウッズ同様にリップサービスであることは間違いない。
関東アマではTBSが盗聴騒動を起こし、今度はテレビ朝日が、世界のゴルフマスコミから大ブーイング。ハニカミ王子、最大の敵はワイドショーのノリで過激取材を敢行するモラルのないテレビ局となりそうだ。
どこまでテレビ局共は腐ってんだ。空気嫁。
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