ISBN:4091271294 コミック 万乗 大智 小学館 2005/02/18 ¥410

もしも自分の体がもう少し恵まれていたなら、スポーツで大きな夢を見ていただろう。

小学校に入って間もない頃、親戚のおじさんに初めて連れて行ってもらったゴルフ場の広大さ。

そこで拾った白と黄色とオレンジのゴルフボール。

なかでもオレンジ色は好きな色だったので大事にしていた。

でも、これを何に使うのかって事までは知らなかった。

クラブの事さえわからなかったし、とりあえず金づちで打ってゲートボールみたいにしていた。

そんな折、そのおじさんからクラブを一本もらった。

パーシモンドライバー。

ティーの存在もわからず、ただ振り回していた。

ゴルフ環境の無い片田舎だったから川に向かって打っていた。

ボールだともったいないから、手ごろな大きさの石を打った。

全然上手く当たらなかった。

でも、ごくまれに川の向こうまで飛んで行った時には、気持ちよかった。

今ではもう、そんな事も出来ないのかな。

そんなことを思ってしまったりする。

環境ってある程度大事なんだなってのを今さらながらに痛感させられる。

今やってるMTGだって、カードを買うだけで大変だった。

ましてやそれをしてくれる友達を探すのも更に大変だった。

でも、それを一緒にしてくれる。そんな友達に出会えた事は「やってて良かったな」とか思ったりする。

それでもデュエルスペースなんてものは無かったから、エキスパートの指導なんてものも無く、まさに手さぐりでやっていた。

こんなとき、きちんとしたショップで、きちんとしたデュエルスペースがあって、そこにはその先駆者がいてくれたらどれだけ楽しかっただろうか。どれだけ全国に通じる事が出来ただろうか。

たまにそんなことを思ってしまったりする。

ま、そんなもん本気で世界を目指している人にとっては単なる逃げた理由になるってのはわかってます。

だからこそ言いたい。

環境にケチをつけずに乗り越えろ

その環境が「与えられたもの」なのか「貰ったもの」なのか。

その環境は「壁」なのか「道」なのか。

すべては自分の心一つだと思います。

失敗を恐れて「これでいいや」と思うのは後悔しか生まない。

失敗しなくちゃ成功なんてもんは生まれないんだから。

たまには年寄りめいた事を言うのもありかなとか思って書いた。反省はしていない。

以上、アンダーグラウンドの住人からの何が言いたいかわからない戯言でした。

今度打ちっぱなしにでも行こうかな・・・。

青空めがけてフルスイング。久々にやるとしようかね。

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